退職の手続きガイド

退職届は
ボールペンで書いていい?

結論から言うと構いません。ただし1種類だけ、避けてほしいペンがあります。

退職届を書こうとして、手元のペンで書き始めていいのか迷って手が止まる——意外とよくある場面です。用紙は買ってきた、文面も決まった、あとは書くだけ。そこで「このペンでいいんだっけ」と引っかかる。この記事では、そこだけをはっきりさせます。

  • ボールペンで書いていいのか
  • インクの色と太さの目安
  • 使わないほうがいい筆記具
  • 書き損じたときにどうするか

結論:ボールペンで構わない。ただし「消えるボールペン」は避ける

退職届をボールペンで書くことに問題はありません。油性でもゲルインクでも構いませんし、万年筆でも大丈夫です。

避けたほうがいいのはこすると消えるタイプのボールペンです。理由ははっきりしています。

  • 摩擦熱で色が消える仕組みのため、高温になる場所に置くと文字が薄くなることがある
  • 退職届は会社が受け取って保管する書類なので、あとから消えうる筆記具は向かない

夏場の車内や暖房の近くに書類が置かれる場面を考えると、避けておくのが無難です。同じ理由で、鉛筆やシャープペンシルも使いません。

使ってよいペン/避けたいペン

筆記具可否理由
油性ボールペン(黒)にじみにくく、最も無難
ゲルインクボールペン(黒)問題なし。乾くまで少し待つ
万年筆(黒・ブルーブラック)丁寧な印象になる
サインペン・水性ペン(黒)使えるが、裏写りしやすい
こすると消えるボールペン×高温で文字が消えることがある
鉛筆・シャープペンシル×こすれて消える
油性マジック・太いペン×裏写りし、文字がつぶれる

インクの色は黒

黒が一般的です。青やその他の色が禁止されているわけではありませんが、提出書類は黒で書くのが通例なので、黒にしておけば迷いがありません。

太さは0.5〜0.7mmが目安

細すぎると線が弱く見え、太すぎると小さな文字がつぶれます。決まりがあるわけではないので、手元にあるもので読みやすく書ければ十分です。

用紙と封筒は同じペンで

封筒の表書き(退職届)と裏の部署名・氏名も、本文と同じペンで書くと統一感が出ます。封筒だけ別のペンだと、後から書き足した印象になります。

書き損じたときは、書き直す

修正液や修正テープ、二重線を引いての訂正は避けてください。会社に提出して保管される書類なので、訂正の跡があると丁寧さに欠ける印象になります。

書き直す前提で用紙を数枚用意しておくと気が楽です。1枚で仕上げようとすると、かえって手が固くなります。

文面そのものに自信がない場合は、先に文章を確定させてから清書すると失敗が減ります。「一身上の都合により」の後をどう続けるかで止まりがちなので、下書きを作ってから書き写すのがおすすめです。

会社の指定があれば、そちらが優先

ここまでは一般的な書き方の話です。会社の就業規則や人事から様式・提出方法の指定がある場合は、そちらに従ってください。所定の用紙が用意されている、社内システムから申請する、といった運用の会社もあります。

迷ったら、書き始める前に就業規則を確認するか、人事に一度確認しておくと手戻りがありません。

よくある質問

退職届はボールペンで書いていいですか?

はい、ボールペンで書いて構いません。油性でもゲルインクでも問題ありません。ただし、こすると消えるタイプのボールペンだけは避けてください。退職届は会社が保管する書類のため、あとから消えたり薄くなったりする筆記具は適していません。

退職届のボールペンは何色がいいですか?

黒が一般的です。青やその他の色を使ってはいけないという決まりがあるわけではありませんが、提出書類は黒で書くのが通例のため、黒を選んでおくと迷いがありません。用紙・封筒とも同じペンで書くと統一感が出ます。

消えるボールペンを使ってしまいました。書き直すべきですか?

書き直すことをおすすめします。こすると消えるボールペンは摩擦熱で色が消える仕組みで、車内や暖房の近くなど高温になる場所に置くと文字が薄くなることがあります。保管される書類には向きません。

ボールペンの太さはどれくらいがいいですか?

0.5mmから0.7mm程度が書きやすい目安です。細すぎると線が弱く見え、太すぎると小さな文字がつぶれやすくなります。手元にあるもので書ければ問題はなく、太さの決まりがあるわけではありません。

書き損じたときは修正液を使ってもいいですか?

修正液や二重線での訂正は避け、新しい用紙に書き直すのが無難です。退職届は会社に提出して保管される書類のため、訂正の跡があると丁寧さに欠ける印象になります。書き直す前提で、用紙は数枚用意しておくと安心です。

まとめ

  • ボールペンで書いて構わない。油性・ゲルインク・万年筆いずれも可
  • こすると消えるボールペンだけは避ける(高温で文字が消えることがある)
  • 鉛筆・シャープペンシル、油性マジックも使わない
  • インクの色は黒、太さは0.5〜0.7mmが目安
  • 封筒の表書き・裏書きも本文と同じペンで
  • 書き損じたら修正液を使わず、新しい用紙に書き直す
  • 会社の指定があれば、そちらが最優先

ペンが決まったら、あとは文面です。「一身上の都合により」の後が続かない——そんなときは、必要事項を入力するだけで一般的な書式の文面が作れます。無料・登録不要です。

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